いやぁホント、年ですわ。あきまへんわ。しんどい。アタマ痛い、カタ痛い、コシ痛い・・・全部痛い!
とにかくね、回復せんのですよ。ハシャいだあと、疲れきって元に戻らんのです。
ここ数年のワタクシにとって、年間行事の最大のハイライトはこの8月の夏休みにあるんです。灼熱の大阪の海辺で催される音楽フェスです。毎年、国内・国外から様々なアーティストたちが集い、ライブパフォを繰り広げるというアレですわ。ワタクシ、この日のために一年を生きているといっても決して過言ではありません。とくに本年度は、もっとも愛するバンドの一つ、「天津」、じゃなかった(←これはこれで最高でした)「Travis」の3年ぶりの参戦ということもあり、前夜はロクに寝付けないというくらいに始まる前から気分は最高潮!
おそらく、音楽ブログでもないこんなところで(PC教室のブログでしたねw)、いくら訴えたところで音楽、とくにライブの素晴らしさについては分からない人には分からないんだとは思います。それはもう、ワタクシが料理の真の意味での醍醐味を理解できないのとおんなじだと思います。
ワタクシ、よくCD買うやないですか。あれだって、買わない人はホント買わないですよね。教室スタッフの散らかし魔なんかはその手ですね。コイツが一生で買うCDを、ワタクシは一週間で消化するわけですよ。そう、ワタクシが一生のうちで料理する機会を、料理好きが一週間でやってのけるように。
こうなってくると、ますます話は伝わらんのかもしれません。とくに音楽なんてカタチあるものやないですしね。食べてウマイわけでもなく、身につけてオシャレするものでもなく、乗って運転するもんでもないですしね。だけど、購入したCDが届いて、ビニールの包装を破るときのあの何とも言えない喜び、そしてプレーヤーに盤を置く瞬間の無限の期待!少なくともワタクシにとっては何ものにも代えがたい感覚なのであります。
そして、そんな小さな幸せを積み重ねて過ごした一年をある意味で総決算してくれるのが、この夏フェスであり、ライブなのであります。いわば、ものすごく大きなビニール包装を破りに行くみたいなもんです。そこそこ音楽は聴くけどライブまではちょっと、という方はもちろんのこと、たとえ音楽にそれほど興味がない方も一度ライブを体験されてはいかがでしょうか。
会場が一体となる感覚!ともに声を張り上げて歌う楽しさ!踊る汗!そんなものには縁がないと思ってるアナタ。それはちょっと・・・、と斜にかまえてるアナタ。ましてや10代、20代の若者と一緒なんて、と踏み出せないアナタ。安心してください。夏フェスにどんだけオッサン・オバハンが多いことか!(というか、すみ分けができてるだけなんですけどね)
とにかく、ホンモノに直に触れることは幸せ以外の何ものでもないことは保証します。
前置きが長くなりましたが、そういうわけで、このクソ暑いなか、今年も行ってまいりました。毎年、悪友のKと参加するんですが、今年からは出会い系で知り合った(←ウソでっせ)新メンバーのスギモンも合流。お互い気合は入りまくってるとはいってもね、やっぱり3人ともエエ年ですからね、体力的に非常に問題ありなわけですよ。あの太陽光線の直撃を浴びてるとね、アタマ、オカシくなってくるんですよ。
パッと前見たらね、K、ズボンのチャック全開!あのね、ワタクシ久しぶりに見ましたわ。あそこまで全開のヤツ。さっさと締めなはれ。
そしたらね、そのK、今度はタバコが切れたいうて、買いに行きよったんです。サイフをその場に置いたまま、代わりに空になったタバコの箱だけ持って・・・
って、物々交換か?いや、空箱じゃ交換してくれへんで。タバコはカネで買う社会ですからね。
今度はスギモンです。しばらくおらへんなぁ、と思ったら、おみやげ持って帰ってきたんです。スポンサーが無料配布してる記念品ですわ。袋開けたらね、キーホルダーがちょうど三つ入ってましたわ。仲良く一つずつ分けたのはイイんですが、そのキーホルダーの意味が分からない。いや、キーホルダーやから鍵に付けるんは分かります。だけど、その飾りの部分、それの使い方がピンとこなかったんです。5cmくらいの円柱でスポンジ状になってるんです。カタチとしては携帯灰皿に一瞬見えるんですが、フタがないどころかただのスポンジの塊ですからね、どう転んでも灰皿にはならんのです。3人してしばらく悩んでたんですが、その時点でまだ唯一マトモだったワタクシ、そのスポンサーのロゴを見てピンときましたね。「HELLY HANSEN」という文字。ワタクシ、叫びました。
「そうか、海で沈まんようにや!」
そしたら、Kとスギモン、
「アホか!こんなんで浮かぶかい!」って・・・
え?そのリアクション、どういうこと?ここは、「ああ、そうか!」って言ってくれるとこちゃうん?それがなんで本気で否定されてるんやろ?
そう、そうなんです。この二人のアタマのなかに描かれた光景は、このキーホルダーを浮き輪代わりに腰にでも付けて必死で浮かぼうとしてるワタクシだったみたいです。
コイツら・・・ホントにバカです。キーホルダーやっちゅうてるやん!鍵や、カ・ギ!大切な鍵が海底に沈まんようにや!鍵の浮き輪や!こんなもん、100個付けても人間浮かぶかい!
ま、こうやって、ライブ観ぃの、ダベりぃのしながら丸一日過ごしましたわ。パフィのユミちゃんと3回、目が合い、カエラからは完全に誘いの視線を送られたワタクシ、オオトリのTravisにいたって超シアワセな気分になったまま、さあ帰路です。車で行ったんですけどね、ものすごい数ですからね、脱出するのも一苦労なんです。結局、駐車場から出るだけで、1時間半くらいかかったんですよ。その間、車中で何してたかと言いますとね、なんとシリトリですわ。シ・リ・ト・リ。この娯楽が溢れてる時代にシリトリでっせ!ま、それはイイんです。結構盛り上がったしね。
洋邦のバンド名か歌手名限定のシリトリやったんですけどね、3人で1時間半もやってるとね、50周くらいするわけですよ。しまいには名前出てこんようなるわけですよ。
でも・・・だからって・・・スギモン、
「初めから”ん”付くの分かってても言ってイイ?」とかって言うのはどうかと思いますよ。もう、こうなったらルールとかそんなんちゃうやん!ただの知ってるバンドの言い合いやん!
んでね、最後のほうはお互いにヒント出し合ったりして協力するわけですよ。競争することよりも続けることが目的になってくるわけです。そんななか、ワタクシ、”と”から始まるヤツが品切れになったんです。そしたら、Kがヒントくれたんですけどね、「ほら、兄弟船の・・・」って。ああ!分かる!顔は分かる!あの演歌歌手!けど、名前が出てこん!
どうしてもその演歌歌手の名前が出てこんかったワタクシ、結局、別のバンド名でその場は凌ぎました。その後は、”と”がまわってくることもなく、目的地に到着したこともあって、シリトリはなんとなく終了したんです。
恒例で、今年もKのとこ泊めてもらったんです。クタクタですからね、オフロしてすぐ就寝ですわ。さっさとフトンにもぐりこみました。そしたら・・・
気になるがな、兄弟船が!目を閉じても、あの顔がクッキリ出てきよるがな。5分くらい考えたかな、おかしなもんで、あんだけ出てこんかったものがパッとひらめくんですね。ワタクシ、ふすまを挟んで隣で寝てるKに向かって叫んだんです。
「トバハチロウや!」
K、まったく反応せず。もう眠ってしまったのか、ワタクシの寝言やと思って無視したのか、リアクションまったくナシ!
翌朝、目覚めても、そのことには触れてこなかったので、きっと聞こえてなかったのでしょう。でも今は、聞こえてなくて本当によかったと思ってます。だって・・・
トバハチロウって誰やねん!完全に鳥羽一郎(トバイチロウ)やん!
一番、アタマ、オカシなってたのはワタクシやったみたいです。
Travisに出会うキッカケをくれたK、こちらこそありがとう。そして、そんなワールド(?)も存在するんだと気づかせてくれたスギモン、おおきに。
来年のシリトリは鳥羽一郎からスタートだぜぃ!
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